子どもが不登校になったら仕事をどうするか問題

不登校 親 仕事

子どもの「学校行きたくない」

私の場合は思考がフリーズしました。

考えなくちゃいけないことが山盛りすぎ💦

夫はほぼ定時の仕事でしたが、週に数回は残業や早番があります。

私はクリニックで助産師として働き、夜勤ありのフルタイム勤務でした。

最終的には私自身が体調を崩して退職という道を選ぶのですが

子どもが学校に行かないと言ったとき、親の仕事をどうするか

について当時の状況を整理して

振り返りながらご紹介したいと思います。

仕事を調整する

  • 職場に相談する

行き渋りの時期で遅れながらでも登校できる場合や、数時間は学校で過ごせるときには

時短や出勤時間を遅らせることで対処できることも。

正社員からパートにしたり、場合によっては休職も考えられます。

仕事をセーブすることで気持ちに余裕ができて

子どもへの対応に集中できるというメリットもありますね。

職場に子どもの不登校を伝えることは抵抗があるかもしれませんが

仕事をしながら不登校の子どものケアをしようと思うと

職場や上司の理解を得ることはとても重要だと思います。

予想以上に融通がきいたり、おもいがけない配慮や提案をしてもらえるかもしれません

仕事を休めない→子どもの預け先を探す

  • 実家に預ける

まず初めに思い浮かんだのは、県内に住んでいる両親に頼むこと。

これまでも子どもが熱を出したり病気になったりしたときに

心強かったのが実家の存在です。

子どもたちも懐いている実母だったので安心して仕事に行くことができました。

問題は…不登校が長引いてきたときです。

毎日、毎週となるとさすがに「仕事どうにかならないの?」と聞かれます。

今、子どもたちの大事な時期なのに…と。

その通りだけど、仕事もすぐには辞められないよ💦という思いで葛藤。

ありがたい反面、親とはよく言い合いもしていました。

身内の心やすさと、子ども(孫)への愛情から

相手の気持ちよりも自分の主張が強くなってしまうのかもしれません。

出産後のお母さんたちも

「親と育児方針が合わない」と悩んでいる方は多かったです。

親の思い、自分の思い、家族の思い。何より子どもの思い。

長期戦になりそうなときには

今後のことも含めてしっかり話し合うことが大切かなと思います。

  • 友人に預ける

身内に頼めない場合、友人や知人に預かってもらうというのもひとつの方法です。

私自身も家族ぐるみでお付き合いのある友人のお子さんを預かったことがあります。

困ったときに頼ってもらえたことは素直に嬉しかったです。

長期になると難しいかもしれませんし

相談しても預かってもらえない場合ももちろんありますが

事情を知っている友人がいると思うと、いざというときに心強いです。

  • 公的支援を探す

教育支援センター(適応指導教室)

主に小中学校を長期で休んでいる子どものために

学籍のある学校とは別の場所に

教育委員会等が用意した公的機関です。

在籍する学校と連携を密にとってもらえ

継続的な支援を受けることができます。

登校時間や授業内容は子どもが主体的に決めることができ

出席扱いになります。

学校は難しいけれど、こちらなら行ける!というお子さんもいるので

見学に行くのをおススメします。

長女が在籍している学校の先生に相談して日時を予約し

私も子どもたちと見学に行きました。

屋外での活動も多く親には魅力的に思えましたが

子どもからは「今はいいかな、行きたくなったら言うね」との返事でした💦

  • 民間支援を探す

フリースペース

フリースクールとともに不登校などの子供用の民間の受け皿となっている団体または組織

wikipedia内『フリースペース』より引用

フリースクール

不登校者の学びの場として、学習や居場所を提供する施設、通信制高校の学習をサポートするサポート校、不登校者を対象とする機関や施設、などがフリースクールと総称

wikipedia内『フリースクール』より引用
  • 留守番させる

子どもの状況、環境にもよりますが

子どもが一人で留守番できると判断したときには選択肢のひとつです。

市の子育て相談員さんに相談したときに言われたのは

「低学年のお子さんを留守番させるのは心配でしょう。

でも、いいんです。ダメではないんですよ」

低学年の子どもを留守番させることへの罪悪感、抵抗感、不安が強かった私は

この言葉でかなり救われました。

・子どもと連絡をとれるようにしておくこと

・緊急事態のときに助けを呼ぶ場所、人を教えておくこと

・子どもが一人で留守番をすることを学校にも連絡しておくこと

親も子どももより安心して過ごせるように前もって準備しておくことをお勧めします。

  • シッターを依頼する

金銭的な負担はありますが

選択肢の一つとして知っておくと何かの役に立つかもしれません。

「シッター (お住いの地域)」で検索するとシッターさんを依頼できるサイトを探せます。

自分の住んでいる地域でも利用できるんだ、と安心し

念のために登録していました。

一番良い方法は

私は答えが欲しくて、正解を知りたくてたくさん調べました。

でも結局、答えも正解もわからないままです。

試して、ダメで、また試すを繰り返して今に至ります。

答えがない問題には

「ベストではなくベター」くらいの気持ちがちょうどいいのかも…。

みなさんのご家族にとって最良の方法が見つかって

心穏やかな日々を過ごせますように🍀

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