我が家はフルタイムの共働きで
実家にもいつも頼れるというわけではなかったので
子どもが「行きたくない!」と言い出してからも
かなり強引に登校させていました。
仕事に遅れたら、休んだら職場に迷惑がかかるから。
なんとか登校してもらわないと困る!というのが正直な気持ちで…
お願いだからとにかく登校して~💦という感じでした
不登校の前兆~家庭~
いろいろ調べているうちに知ったのですが
不登校には前触れ(前兆)があるそうです。
〇食欲がなくなる
〇顔色が悪い
〇夜更かしをする
〇寝付けない、眠れないという
〇自分の部屋に閉じこもりがちになる
〇家族と話さなくなる
特に朝の様子によくあらわれるとのこと。
朝起きられない
朝になると体調不良を訴える
朝食を食べるのが遅い…など
「行きたくない」と自覚する前に
体の調子が悪くなることがあるんだ!
あの頃は子どもの立場になって考えることができなかったので
「なんでできないの?!」とイライラ。
規則正しい生活にさせないと…とピリピリしながら叱っていました。
後になって、我が家の子どもたちは生活習慣を身に着けることが苦手なタイプだと知るのですが
手伝ってくれない夫への不満も相まって、家庭内の雰囲気も悪かったです😥
不登校の前兆~学校~
〇一人で過ごすことが多くなる
〇体の不調で保健室に行くことが増える
〇クラブ活動や委員会活動を嫌がる
学校の様子を親が把握するのはなかなか難しいので
あれ?と思うことや家での様子に疑問を感じることがあったら
担任の先生に学校の様子を聞いてみるといいかもしれません。
私自身も「こんなことで学校に連絡してもいいのかな」と思っていましたが
不登校になって先生方とやりとりをすることが増えて
普段から学校側とコミュニケーションをとっておくことって大事なんだなあと実感しています。
我が家の場合
- 朝が起きられない
娘はもともとのんびりしていて朝の支度までが時間がかかるタイプ。
本人も早起きが苦手だという自覚があったので、いろいろ相談して
自然光で目が覚めるルームライトを使ったり
本人が選んだ音楽を目覚まし代わりにしてみたりと
効果は長続きしないもののなんとか登校時間には間に合ってきました😓
それが、この頃はいくら声をかけても起きなくなって😴😴
起きない、というより起きられない、という感じでした。
声をかけても目がとろんとして起きない。
無理やり体を起こしてもぐた~っと倒れる。
さすがにおかしい…何か悪い病気じゃないかな💦
と心配になっていたとき。
車で外出したときの長女の様子がどうもおかしいことに気づきました。
ちょっとそこまで、の距離でひどく車酔いをするのです。
5分程度の移動でも「しんどい…酔った」と青い顔で横になっていて。
「最近よく車酔いするね、どうしたのかな💦」と夫と話していたとき
「起立性調節障害」という病気が頭に浮かびました。
本当に朝が苦手なので以前にも疑ったことはあったのですが
そのときは症状の項目にあまり当てはまらず、違うなーと。
改めて調べてみると
・朝なかなか起きられず午前中調子が悪い
・顔色が青白い
・乗り物に酔いやすい
・長時間立っていると気分が悪くなる
などがあてはまりました。
結局、病院で検査をしたところ診断はつきませんでしたが
「起立性調節障害の傾向が強い」とのことで
対処法を教えていただき様子を見ることになりました。
朝が起きられないことに原因があったのだと聞いてほっとしましたが
長女の「調子が悪かったのは起立性…のせいだったんだね。」との言葉に
ああ、この子も不安だったんだな。とようやく気付いたのでした。
・委員会活動を嫌がる
長女は登校渋りが始まってから、委員会活動が嫌だと言っていました。
特に委員会のある日は「絶対行かない!」と。
委員会活動の必要性やメンバーとしての役割の大切さを伝えてもだめ。
何が嫌なのか聞いてもだめ。お手上げでした。
結局、子どもの希望をもとに学校側と相談して「委員会活動をしない」ということで了承して頂きました。
もしかして前触れかな、と思ったら
・しんどい、つらい気持ちを聞く
わかってもらえた、と思うことで症状が軽くなるかもしれません。
・病院へ診察に行く
本当に病気が隠れていることもあります。
念のためではありますが受診も検討してみてください。
・学校へ相談する
はっきりとしたことがわからなくても、体調が悪いと伝えることで
先生方が子どもをケアしやすい環境になると思います。
活動内容を調整して無理させないように配慮してくれることも。
学校との話し合いは親も勇気がいりますよね💦
いろいろと大変なことも多かったですが
子どもにとって「嫌なこと(納得していないこと)を無理やりさせられる」という
ストレスが減らせたことは大きかったかなと思います。
長女のケースでした☆
お子さんの行き渋りや体調不良に悩んでおられる
お母さんやご家族の方の参考になればと思います🍀
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